ROCTOOL 最強の技術を結集NPE 2015 3月23日~27日, ORLANDO (USA)
RocTool, 複合材、プラスチック成形の電磁誘導急速金型加熱技術の開発と成形解析のエクスパート企業のロックツール社が米国オーランドにて、3月23日から27日まで開催されるNPE 2015の展示会において過去に例のない規模で3ヶ所に於いて異なる部品のライブ成形デモンストレーションを行うことを発表した。
ライブデモンストレーションは次のブースで行われる: Engel ( W1303) , Krauss Maffei (W903). RocTooLは一工程で複雑形状部品を最短のサイクルタイム、最高の表面品質、最薄肉で成形できる独自のノウハウを紹介する。 成形する部品は高光沢性が優れ、レーザーエッチングでキャビティに精密にパターン加工を施し、その最高の転写性を実現する。
“驚くほど卓越した成形品質に到達し、我々が目指してきたゴールにようやくたどり着いた。この達成が家電、自動車、ラグジュアリーな加飾を必要とするお客様へのご要求を満足していただけると確信している”
ジェネラルマネージャーのステファンヘルセンは言う。 “超微細発泡成形技術を有するMuCell®とKraussMaffei KM180-750AX 射出成形機、当社電磁誘導金型加熱システムとの連携によりコーヒーメーカー筐体の化粧板、また2550/550 Engel 機と当社同システムを利用して量産している自動車部品などロックツール社によるデモンストレーションをご覧頂ければ従来解決できなかった技術的制約を受けないで量産が可能になることをご理解いただけると思う。ステファンヘルセンは続ける。
ロックツール社はまたKraussMaffei KM160-380CX 射出成型機を利用しGF (Georg Fischer)によるレーザーテキスチュアによるキャビティ加工を施し誘導加熱金型でネットワークボックスの射出成形を見せる。
”成形した部品からはウェルドラインやシンクマークなどまったく見られない、これが当社の技術の強みだ。魅力的な部品をダイレクトに成形し追加の加飾工程を省くことでコストを抑えられる“。ステファンヘルセンはこう自信を持って答えた。
(米国で行われるNPEは3年ごとに行われる世界最大のプラスチックの展示会である)。
2000年に創業しプラスチック成形や強化繊維複合材のハイサイクル成形技術を開発しメタル成形技術の開発も進めている。当社のシステムは有数の革新的企業、コンシューマー、電機メーカー(モトローラ、フレクストロニクス、自動車(ミニクーパー、ボルボカーズなど)、またスポーツ、レジャー製品メーカーなど多岐に渡り採用されている。サイクルタイムの短縮、成形品質の向上を可能にする多様な技術を有する企業である。
フランスのAlternext市場に上場し、本社および開発本部をフランスLe Bourget du Lac, Savoie Technolacに置く。米国、ドイツ、台湾に子会社を有し、開発およびデモンストレーション施設をドイツ、日本、イタリア、台湾、米国などに置いている。